
どういうところが大変なの?
システムエンジニアになりたいけど不安
システムエンジニアへ転職を考えているが、
「自分にもやれるかな?」
そこでこの記事では、システムエンジニアへ転職を考えている方が不安を解消できるようにシステムエンジニアの仕事がきつい理由をまとめました。

システムエンジニアのリアルな現場が分かり、転職前の不安を解消することができます
もくじ
システムエンジニア(SE)はきつい?【実体験】
まずはじめに。
システムエンジニアは、きつい職業です。
肉体的にも精神的にも。
私は、新卒から8年間システムエンジニアをしていますが、楽な仕事だなーと思ったことは一度もありません。
世間でもIT業界は、
新3K(きつい・帰れない・給料が安い)
と言われるほど過酷とされています。

システムエンジニア(SE)の仕事がきつい理由は?
システムエンジニアの仕事がきつい理由は下記のとおりです。
- 納期がある
- 計画外のことが頻繁に発生する
- マネジメントが大変
- 座り仕事がメイン
- パソコン画面を見続ける
順番に解説していきます。
納期がある
システムエンジニアの仕事がきつい理由1つ目は、納期があることです。
正確に言うと、どんな仕事も基本的には納期がありますが、システムエンジニアの納期は”厳しいことが多い“です。
システム開発”あるある”なんですが、営業がお客様と厳しい納期で合意してしまうからです。
システムのことに詳しくないお客様や実際にシステム開発をしない営業にとって、システム開発は簡単なものであると誤解されています。
従って、これでいけるっしょ!のノリで厳しい納期が設定され、システムエンジニアに依頼がきます。

結局いつも、納期に追われながら仕事をしています。
計画外のことが頻繁に発生する
システムエンジニアの仕事がきつい理由2つ目は、計画外のことが頻繁に発生することです。
システム開発における計画外は大きく2つあります。
- お客様からの要望変更
- システムトラブル
お客様の要望変更はシステム開発中に発生します。
「支払いをする機能を追加してほしい」

システムエンジニアは、これに疲弊してしまいます
また、サーバダウンやネットワークの切断など想定外のシステムトラブルが発生することもあります。
その度に、原因の調査や影響範囲の確認、修正対応をしなければいけないので計画がどんどん遅れていきます。

マネジメントが大変
システムエンジニアの仕事がきつい理由3つ目は、マネジメントが大変なことです。
システム開発におけるシステムエンジニアの仕事は主にマネジメントです。
- プログラマーがスケジュール通りに作業しているかチェック
- 解決しなければならない問題がないかチェック
- 決められた予算内で作業できているかチェック
すべて順調であればいいのですが、なかなかうまくいかないのがシステム開発。
問題が発生したらすぐに駆けつけ、解決しなければいけません。

座り仕事がメイン
システムエンジニアの仕事がきつい理由4つ目は、座り仕事がメインであることです。
システムエンジニアは基本的にデスクワーク。
座り仕事なので、肩こりや腰痛に苦しんでいる人がほとんどです。

こまめに休憩をとって、軽いストレッチをするなどの対策が必要です。

パソコン画面を見続ける
システムエンジニアの仕事がきつい理由5つ目は、パソコン画面を見続けなければいけないことです。
パソコンなしではできない仕事なので、ずっとパソコンとにらめっこ。
眼精疲労は避けられません。

システムエンジニアには2種類存在する
システムエンジニアには2種類存在します。
- SIer(システムインテグレーター)系SE
- 社内SE
簡単に言うと、
企業や公共自治体のシステムを開発するのがSIer系SE。
自分の会社のシステムを開発するのが社内SEです。
もっと簡単にいうと、
IT企業に入社したらSIer系SE。
自動車会社や食品会社のシステム部署担当として入社したら社内SEです。
特にきついのはSIer系SE
きついのは、SIer系SE。
なぜなら、お客様を相手にシステム開発をすることで、より多くの責任が発生するからです。
社内システムであれば、スケジュール調整しやすく、わりと融通が利きます。
しかし、お客様システムだと、そうはいきません。
遅延によって社会的影響をもたらす場合は、賠償請求されることもあります。
そのようなプレッシャーがかかるなかで仕事をすることになるので、SIer系SEは社内SEよりもきついと言えます。

おすすめは社内SE
以上を踏まえて、私が初心者におすすめするのは社内SEです。
社内SEも、もちろん責任があり、大変な仕事ですが、SIer系SEに比べると働きやすい仕事です。
社内SEの求人は転職エージェントでさがしてみましょう。
転職エージェントとは、人材紹介サービスのことです。
求人を紹介してくれたり、企業との間に立って転職活動を有利に進めるサポートをしてくれます。
リクルートエージェントやビズリーチなどが転職エージェント界の有名企業です。

システムエンジニアとして働くメリット
ここまで、システムエンジニアのきついところを紹介してきましたが、もちろんメリットもあります。
- 収入が増える
- 場所を選ばずに働ける
- 手に職をつけることができる
- 論理的な思考が身につく
収入が増える
なぜなら、時代がプログラミングできるIT人材を求めているからです。
近年、人工知能(AI)、IoTロボットなど最先端のIT技術サービスが増える一方で、その技術を扱える人材は年々不足しています。
経済産業省は、2020年には、日本で36万9000人のIT人材が不足。2030年までに、約55万人に達するだろうと予測しています。

したがって、今よりもIT人材の需要が増え、プログラミングというスキルを持っていることにより、高収入、高待遇の会社求人を見つけることができます。
コチラは大手IT企業に勤める私のリアルな年収の推移になります。
残業代によって左右されるので綺麗な右肩上がりではありませんが、基本給は毎年1万円程度上がっています。

30代男性の平均年収は484万円(doda調べ)
なので、給料は平均以上にもらえます。
コロナでもボーナスは通常通り支給されました。
場所を選ばずに働ける
なぜなら、インターネットにつながるパソコン1台あれば仕事ができるからです。
自宅からでも近くのカフェからでも働けます。
企業に所属せず、フリーランスとして契約し、海外に移住して南の島でのんびり過ごしながら仕事をしている人もいます。
毎朝、満員電車に乗って通勤する必要がなくなったり、通勤時間がなくなることで家族と過ごす時間が増えたりで、多くの魅力があります。

手に職をつけることができる
なぜなら、プログラミングは一度学習すれば、その知識や技術はどこにいっても通用するからです。
会社員の場合、リストラや倒産などによって失業してしまっても、プログラミングスキルが身についていれば簡単に次の就職先を見つけることができます。
身に着けた技術は一生モノです。
手に職をつけている人材は、そのスキルを求めている会社がある限り、仕事を失うことがありません。
論理的な思考が身につく
なぜなら、プログラミング学習をすることで筋みちを立てて考えるトレーニングができるからです。
プログラミングとは、求めている結果を得るために、どういう処理をどういう順番で組み立てればよいかを考えて、パソコンに指示をします。
この、”どういう処理をどういう順番で組み立てればよいかを考える“ことが論理的思考です。
論理的な思考が身につくと、コミュニケーション力が向上します。
相手に何かを説明したり、紹介するときに、伝えたいことを整理して、順序立てて説明することで、コミュニケーションが円滑になります。
未経験から目指すならプログラミングスクールがおすすめ
初心者が未経験からシステムエンジニアを目指すならプログラミングスクールがおすすめです。
- 現役エンジニアからプログラミングを学べる
- 学習の状況を確認してもらえる
- 分からないことは質問できる
- 一緒に学習する仲間ができる
- 就職・転職をサポートしてくれる
分からないところがあったときに、現役エンジニアから直接教えてもらえるのが最大のメリットです。
さらに、就職・転職をサポートしてくれるので、就職・転職活動を有利に進めることができます。
プログラミングスクールは、無料体験があるので、入会前にスクールの様子を確認することができます。
おすすめのプログラミングスクールの特徴や評判、無料体験の申込方法は、コチラの記事で詳しく解説しています。
まとめ:システムエンジニアはきついけどメリットも大きい
いかがでしたか?
本記事では、システムエンジニアへ転職を考えている方が不安を解消できるようにシステムエンジニアの仕事がきつい理由をまとめました。
システムエンジニアは、下記の理由からきつい仕事であるとされています。
- 納期がある
- 計画外のことが頻繁に発生する
- マネジメントが大変
- 座り仕事がメイン
- パソコン画面を見続ける
特に、SIer系SEはきつく、社内SEであれば比較的、余裕をもって仕事ができます。
さらに、システムエンジニアとして働くと下記のメリットがあります。
- 収入が増える
- 場所を選ばずに働ける
- 手に職をつけることができる
- 論理的な思考が身につく
システムエンジニアはきついけどメリットも大きい職業です。
自分にあったシステムエンジニアとしての働き方をぜひ見つけてください。
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私は10個以上のプログラミングスクールを徹底分析している現役システムエンジニアです。
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