
たくさんあって、どの参考書がいいか分からない
初心者でも分かりやすいおすすめの本を教えてほしい
Javaの本・参考書は本屋さんの棚にずらっと並んでいますが、なんとなく「コレでいいか」で決めてしまった初心者が
そこでこの記事では、初心者が自分にピッタリの本・参考書が選べるようにJava初心者が読むべきおすすめの本と、その選び方、効果的な使い方を紹介します。

Java初心者が読むべきおすすめの本・参考書と選び方のポイント、効果的な使い方が分かり、
自分にピッタリの一冊を選べるようになります
この記事を書いている私は大手企業でシステムエンジニアをしています。
大学時代にプログラミングと出会い、自分でゲームを作ったり、アプリを作ることで、自分のアイデアを形にする楽しさを実感しました。
その後、IT業界で1,2の売上を争う大手企業に就職。
現在は、20代で年収600万程度 稼いでいます。
もくじ
Javaの学習方法
まずはじめに、Javaの学習方法から説明します。
Javaは独学でもプログラミングスクールでも学習できます。

独学で学習する
Javaは、参考書やWEBサイトを利用して独学で勉強することができます。
一般的に、初めてプログラミング言語を学習する初心者の場合、Javaを独学で学習し、簡単なWEBアプリケーションを開発できるようになるまでに1,000時間かかると言われています。

時間がかかるJavaの独学ですが、もちろんメリットはあります。
- お金がかからない
- 自分のペースで学習できる
本・参考書であれば、1冊3,000円程度。
WebサイトはProgate(プロゲート)というサイトであれば無料で学習できます。
さらに、決められた授業時間がないので自分の好きなタイミングで勉強をスタートできます。
このようなメリットから、独学でJava学習に挑戦する方もいます。
しかし一方で、下記のデメリットがあります。
- スキル取得までに時間がかかる
- 学習環境の準備がめんどくさい
- 分からない部分が聞けない
- 現場で使える実践スキルが身につかない
- モチベーションを維持するのが難しい
- 就職先を自分で探さなければいけない
オブジェクト指向を、自分ひとりの力で理解することは相当困難です。
したがって、壁にぶち当たったときサポートしてくれる先生がいてくれると助かります。
また、本・参考書やWebサイトではJavaの基礎を身につけることができますが、実践スキルを身につけることができません。
IT企業に転職したり、個人で仕事を受注してフリーランスとしてお金を稼ぎたい方は、プログラミングスクールで実践力を身につけることをおすすめします。
Javaを独学で勉強するメリットとデメリットはコチラの記事で詳しく解説しています。
プログラミングスクールで学習する
Javaは、プログラミングスクールで勉強することができます。
Javaをプログラミングスクールで勉強するメリットは下記の通りです。
- 現役エンジニアからプログラミングを学べる
- 学習の状況を確認してもらえる
- 分からないことは質問できる
- 一緒に学習する仲間ができる
- 就職・転職をサポートしてくれる
分からないところがあったときに、現役エンジニアから直接教えてもらえるのが最大のメリットです。
さらに、就職・転職をサポートしてくれるので、就職・転職活動を有利に進めることができます。
プログラミングスクールは、無料体験があるので、入会前にスクールの様子を確認することができます。
Java初心者におすすめのプログラミングスクールの特徴や評判、無料体験の申込方法は、コチラの記事で詳しく解説しています。
しかし一方で、下記のデメリットがあります。
- スクール費用が高額
- スクール通学がめんどくさい
プログラミングスクールは、費用が高いです。
費用相場は、だいたい20~40万円となっています。
また、スクールの場所が家から近ければいいですが、わざわざ車や電車で通うのはめんどくさく、移動時間がもったいないです。
Javaをプログラミングスクールで勉強するメリットとデメリットはコチラの記事で詳しく解説しています。
Javaの本・参考書の選び方
Javaの本・参考書の選び方のポイントは下記の5つです。
- 解説が分かりやすいものを探す
- サンプルコードがあるものを探す
- 出版日が新しいものを選ぶ
- 商品レビューを参考にする
- 最後は「直感」
解説が分かりやすいものを探す
Javaの本・参考書を選ぶときには解説が分かりやすいものを探しましょう。
参考書のなかには図解を多く使っているものや文章での解説がしっかりしているもの、とにかく情報量が多い参考書など様々あります。
どういう解説が分かりやすいかは人それぞれですが、自分が分かりやすいと感じた参考書を選ぶことで、その参考書を信頼することができ、モチベーションが向上します。
サンプルコードがあるものを探す
Javaの本・参考書を選ぶときにはサンプルコードがあるものを探しましょう。
プログラミングは知識を身につけるだけでは、役に立ちません。
数学で”公式だけ”を覚えているようなものです。
身につけた知識を活用して、実際に自分の手でソースコードを書けるようになることが最終ゴールです。
サンプルコードがあると、習得した知識を活用するイメージが沸きます。
出版日が新しいものを選ぶ
Javaの本・参考書を選ぶときには出版日が新しいものを選びましょう。
Javaは、1995年から利用されているプログラミング言語ですが、日々アップデートを続けています。
したがって、出版日が5年以上前の本は情報が古くなっています。
情報が古いと、プログラムが想定通りに動作しない可能性があるので、気を付けましょう。
商品レビューを参考にする
Javaの本・参考書を選ぶときには商品レビューを参考にしましょう。
Amazonや楽天などで検索すれば、購入者の生の声を見ることができます。
「1冊読むのには、これくらいかかります」
という情報を事前に仕入れておくことで、購入後に感じるギャップを防ぐことができます。
最後は「直感」
上記を実践し、さらに2,3冊で迷う場合、最後は「直感」です。
パラパラとページをめくってみて自分が気に入った方にしましょう。
内容だけでなく本の大きさや重さなど、しっくりくる方があるはずです。
それがあなたにとって、「自分に合った1冊」です
初心者が読むべきJavaの本・参考書
それでは、初心者が読むべきJavaの本・参考書を5冊ご紹介します。
これから紹介するものは全冊読む必要ありません。
「自分に合った1冊」を選びましょう。
スッキリわかるJava入門
初心者が読むべきJavaの本・参考書
スッキリわかるJava入門
出版日:2019/11/15
ページ:768 p
価格 :¥2,600+税

スッキリわかるJava入門は、図解が多いのが特徴です。
文章だけでなく、図や表を使ってまとめてあるので、整理して理解することができます。
サンプルコードも多く、実践でどう使うかまでイメージできます。
さらに、章の終わりには練習問題があるので、章ごとに自分の理解度を確認できます。
ただし、ページ数が多く、重いのが難点。
持ち運びには大変です。
Javaの絵本
初心者が読むべきJavaの本・参考書
Javaの絵本
出版日:2016/12/14
ページ:240 p
価格 :¥1,580+税

Javaの絵本は、Javaの概要を理解したい人におすすめの本です。
Javaが好きになれるように、基礎知識を図表多めで解説しています。
絵本という題名の通り、初心者にとっては、とっつきやすい1冊です。
詳細な説明やサンプルコードは少なく、Javaを使ってモノ作りをしたい人にとっては少し物足りない内容です。
スラスラわかるJava
初心者が読むべきJavaの本・参考書
スラスラわかるJava
出版日:2018/12/20
ページ:608 p
価格 :¥2,500+税

スラスラわかるJavaは、文章での解説が多いのが特徴です。
図表での解説は少ないですが、サンプルコードが多く、頭の中でイメージしやすい内容になっています。
各章の終わりには、チェックテストがあるので、手軽に理解度をチェックすることができます。
ただし、チェックテストの問題数が少ないのが難点です。
いちばんやさしいJava入門教室
初心者が読むべきJavaの本・参考書
いちばんやさしいJava入門教室
出版日:2018/12/21
ページ:447 p
価格 :¥2,680+税

いちばんやさしいJava入門教室は、文章と図表の解説のバランスが良いのが特徴です。
対話形式での解説もあり、登場人物と一緒に不明点を理解できるようになっています。
ただし、サンプルコードが少ないのが難点。
Java1年生
初心者が読むべきJavaの本・参考書
Java1年生
出版日:2018/5/24
ページ:200 p
価格 :¥1,980+税

Java1年生は、対話形式での解説が特徴です。
Javaについて、何も知らない超初心者向けの本なので、Javaとは何かという超基本を理解することができます。
詳細な説明が少ないので、本格的にJavaを使った仕事をしたい人には物足りない内容です。
本・参考書の効果的な使い方
サンプルコードを自分の手で書く
サンプルコードを自分の手で書いてみましょう。
参考書には、構文を使用したサンプルコードが載っています。
目で見るだけでなく、実際にパソコンを使ってサンプルコードを打ち込んでみましょう。
最初は、サンプルコードをそのまま打ち込むだけでよいです。
徐々に、数値や変数を自分で決めた値に変えてみてください。
章の終わりに練習問題を解く
章の終わりに練習問題を解いてみましょう。
ほとんどの参考書には、章の終わりに練習問題が載っています。
それを解いてください。
間違えた問題はチェックをつけておきましょう。
自分の苦手分野が分かります。
同じ参考書を何度もやる
購入した1冊の参考書は何度もやりましょう。
参考書は、1冊読み終わったあとに次々と新しい参考書に変えるのではなく、買った一冊を全部理解したと言えるようになるまで使い続けましょう。
なぜなら、他の参考書をまた一からするよりも効率良く勉強することができるからです。

参考書を使いながらスクールに通うのがいちばん効果的
Javaスキルを学習するのにいちばん効果的な学習方法は、参考書を使いながらプログラミングスクールに通うことです。
本・参考書ではJavaの基礎を身につけることができます。
したがって、小学生や中学生向けの塾講師や家庭教師でお金を稼いだり、我が子の宿題を見てあげられるようにするレベルであれば参考書の学習で問題ありません。
しかし、IT企業に転職したり、個人で仕事を受注してフリーランスとしてお金を稼ぎたい方にとっては不十分です。
実践スキルを身につける必要があります。
実践スキルは、自分でサービスを作ってみることで身につきます。
参考書の例題を理解するだけでは身につきません。
「そもそも、どうやって作ればよいのか」
そこで私は、プログラミングスクールに通うことをオススメしています。
プログラミングスクールでは、現役エンジニアの講師からJavaを教えてもらえるので、現場で求められる実践スキルを身につけることができます。
Java初心者におすすめのプログラミングスクールの特徴や評判、無料体験の申込方法は、コチラの記事で詳しく解説しています。
さいごに:自分にピッタリの本・参考書を選ぼう
いかがでしたか?
本記事では、Java初心者が読むべきおすすめの本・参考書とその選び方、効果的な使い方を解説しました。
Javaの本・参考書は、図解やサンプルコードが多いものを選びましょう。
出版日は5年以内であればOkです。
そして、商品レビューで購入者の生の声を確認しておきましょう。
そうすれば、購入してから後悔しない自分にピッタリの本・参考書を選ぶことができます。
システムエンジニアの私が、初心者おすすめするのは下記の5冊です。
- スッキリわかるJava入門
- Javaの絵本
- スラスラわかるJava
- いちばんやさしいJava入門教室
- Java1年生
この中から「自分に合った1冊」を探してみてください。
本・参考書を購入してからは、サンプルコードを自分の手で書いたり、章の終わりの練習問題を解くことで効果的な学習を進めることができます。
参考書は何冊も買わずに、購入した1冊の参考書を何度もやりましょう。
私は、参考書を使いながらプログラミングスクールに通うことをおすすめします。
なぜなら、本・参考書ではプログラミングの基礎しか身につけられないからです。
IT企業に転職したり、個人で仕事を受注してフリーランスとしてお金を稼ぎたい方は、プログラミングスクールに通って現役エンジニアの講師からJavaを教えてもらいましょう。
現場で求められる実践スキルを身につけることができます。
Javaを習得することは簡単ではなく、時間と労力を必要としますが、それ以上の大きな価値があります。
さあ、Javaの世界へ一歩踏み出してみましょう!