
残業時間は?やりがいはなに?
システムエンジニアへ転職を考えているが、
「有休はしっかりとれるの?」
そこでこの記事では、システムエンジニアへ転職を考えている方が不安を解消できるようによくある質問の回答をまとめました。

システムエンジニアのリアルな現場が分かり、転職前の不安を解消することができます
この記事を書いている私は大手企業でシステムエンジニアをしています。
大学時代にプログラミングと出会い、自分でゲームを作ったり、アプリを作ることで、自分のアイデアを形にする楽しさを実感しました。
その後、IT業界で1,2の売上を争う大手企業に就職。
現在は、20代で年収600万程度 稼いでいます。
もくじ
1.システムエンジニアの年収は?
まず皆さんがいちばん気になるであろう年収のお話。
結論から言うと、システムエンジニアの年収は高いです。
コチラは大手IT企業に勤める私のリアルな年収の推移になります。
残業代によって左右されるので綺麗な右肩上がりではありませんが、基本給は毎年1万円程度上がっています。

30代男性の平均年収は484万円(doda調べ)
なので、給料は平均以上にもらえます。
コロナでもボーナスは通常通り支給されました。
それは、IT企業は残業が多いからです。
スケジュール通りに進んでいなかったり、緊急のトラブルがあった場合、残業でリカバリすることが頻繁にあります。
残業している分、残業代が入るので他業種よりも高い給料を稼ぐことができます。

2.システムエンジニアの残業時間は?
システムエンジニアと聞くと、残業が多く、夜遅くまでオフィスに明かりがついているイメージがある方もいると思います。
大手IT企業に勤める私の、ある1年間の残業時間の推移は以下の通りです。
1番多い月で70時間オーバー、平均の残業時間は、46時間でした。
残業時間には波があり、プロジェクトの状況によって大きく変わります。
サラリーマンの平均残業時間は24.9時間(doda調べ)なので、かなり多いことが分かります。
忙しい時期は、夜8時、9時退勤は当たり前。
なかなか自分のプライベートの時間を確保できませんが、その分稼ぐことができます。
3.システムエンジニアは初心者でも働ける?
システムエンジニア(SE)は、プログラミングスキルさえあれば、文系理系関係なく活躍することができる職業です。
私は大手企業のシステムエンジニアをしていますが、周りに文系出身の同僚がたくさんいます。
感覚的には従業員全体の約5分の1が文系出身者ですが、理系出身者と同じように仕事をしています。
私の会社では、新入社員は入社後に3ヶ月の研修があるので、その研修の中でプログラミングスキルを習得します。
転職者は、入社後研修がないので、文系出身者はプログラミングスクールなどで事前にプログラミングスキルを習得しておくことをおすすめします!
4.システムエンジニアの勤務形態は?
私が働いている会社の従業員のほとんどは、フレックスタイム制が適用されているので、出勤時間と退勤時間が自由です。
私の周りでも、朝が苦手な人は、10時くらいから仕事を開始しています。

また、システムエンジニアは在宅ワークが適用されている会社が多いです。
パソコン1台あれば仕事できるので、打ち合わせも全てオンラインで実施しています。
私の会社はコロナによって急速に在宅ワークが普及し、今では半年に1回会社に顔を見せる程度です。

5.IT企業入社後に感じたギャップは?
システムエンジニアは、コミュニケーション能力がとても大事です。
入社する前は、システムエンジニアはパソコンに向かい、黙々とコーディング・テストをするイメージがありました。
しかし、実際に仕事をしてみるとそのイメージは一変。
チームで仕事をするので、技術力と同等にコミュニケーション力が重要とされます。
現場では、設計仕様の確認や進捗報告など相手と会話する場面が多く、自分の状況や考えを伝えることが大切です。
6.有給休暇の消化率はどれくらい?
私の有給休暇消化率は、平均70%くらいです。
毎年20日の有給休暇が支給されるので、だいたい15日くらい使用しています。
周りを見渡すと、年間5日くらいしか有給休暇を使っていない人もちらほら。
プログラム開発は、まずスケジュールを組んで、それをもとに進めていきます。
したがって、予定があれば、あらかじめスケジュールに組み込めばいいし、スケジュールに余裕があれば休んでリフレッシュすることも可能です。

7.システムエンジニアの一日の仕事の流れは?
システムエンジニア(SE)である私の、ある1日の仕事の流れをご紹介します。
8.システムエンジニアのやりがいは?
ベタかもしれませんが、やはりやりがいはお客様の感謝の言葉です。
私はシステム開発の中でも、「業務システム開発」という、企業が導入しているシステムを作っています。
お客さま企業の従業員が効率的に仕事ができるようにシステムを開発するので、
「作業ミスがなくなった」
という言葉をもらえたときに、仕事のやりがいを実感できます。
9.職場での男女の比率は?
男性社員が多いイメージのあるシステムエンジニア(SE)ですが、私の会社の男女比は下記のとおりです。
約83%が男性、17%が女性
最近の若い世代は女性社員の割合が多くなってきている印象があります。
システムエンジニアはどうしても男性のイメージがありますが、私の周りの女性社員はバリバリ働いています。
まとめ:システムエンジニアへ転職を考えている方へ
いかがでしたか?
この記事では、システムエンジニアへ転職を考えている方が不安を解消できるように、よくある質問の回答をまとめました。
会社説明会ではなかなか質問できない給料や残業時間の話も、現役システムエンジニアの私が包み隠さず回答しました。
ぜひ、転職活動における1つの判断材料として役立ててください。