
システムエンジニアになるためにどのように学習すればいい?
システムエンジニアを目指そうと思う文系出身の方が
そこでこの記事では、現役SEの私が文系出身者はシステムエンジニアとしてやっていけるのか?という質問に回答しました。

文系出身のあなたも、勇気を出してプログラミング学習を始められるようになります
この記事を書いている私は大手企業でシステムエンジニアをしています。
大学時代にプログラミングと出会い、自分でゲームを作ったり、アプリを作ることで、自分のアイデアを形にする楽しさを実感しました。
その後、IT業界で1,2の売上を争う大手企業に就職。
現在は、20代で年収600万程度 稼いでいます。
もくじ
文系出身でもシステムエンジニアにはなれます
という悩みをよく聞きます。
結論から言うと、
なぜなら、私は大手企業のシステムエンジニアをしていますが、周りに文系出身の同僚がたくさんいるからです 。
感覚的には全体の約5分の1が文系出身者ですが、理系出身者と同じように仕事をしています。
システムエンジニアは、文系理系関係なく活躍することができる職業です。
システムエンジニアとプログラマーの違い
ここでは、「システムエンジニア(SE)」と「プログラマー(PG)」の違いについて詳しく解説します。
プログラマー(PG)は大工
プログラマー(PG)は、システム仕様や設計に基づいてプログラミングでソースコードを作成する職種です。
設計書通りにソースコードを記述し、正しく動作するかをテストします。
職場によっては、設計書を作成する業務も任されます。
- どんな家にするかお客さんと決める
- お客さんの要望に基づいて設計図を作る
- 設計図通りに家を建てる
大雑把にいうと、家を建てるときにはこのような工程がありますが、プログラマー(PG)が担うのは、主に設計図通りに家を建てる大工さんの作業です。
プログラマー(PG)は、設計書通りにソースコードを作成するプログラミングスキルが非常に重要となってきます。

システムエンジニア(SE)は現場監督
システムエンジニア(SE)はシステム開発における上流から下流工程までを一貫して指揮する監督的な立場の職種です。
お客さんからの要求を明確にし、システムの仕様を作っていきます。
設計・製造・テストフェーズでは、プログラマーの指揮・監督をします。
- どんな家にするかお客さんと決める
- お客さんの要望に基づいて設計図を作る
- 設計図通りに家を建てる
システムエンジニア(SE)が担うのは、主にお客さんへのヒアリングと設計図の作成、大工さんの管理です。
仕事内容からわかる通り、システムエンジニア(SE)はプログラミングスキルとコミュニケーションスキルが非常に重要となってきます。
お客さんから要望を引き出すときには、コミュニケーションスキル。
要望を実現できるカタチにするためには、プログラミングスキルが必要です。

システムエンジニアに求められるスキル
システムエンジニアは、主に下記3つのスキルを求められます。
- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル
- 論理的思考スキル
プログラミングスキル
一番ピンとくると思いますが、システムエンジニアは、もちろんプログラミングスキルが必要です。
実際にソースコードを作成するプログラマー(PG)はもちろん、
お客さんの要望をカタチにするシステム仕様や設計図を作成するシステムエンジニア(SE)もプログラミングスキルを使います。

コミュニケーションスキル
システムエンジニアは、高いコミュニケーションスキルを求められます。
システム開発をするうえで、やはりコミュニケーションは欠かせません。
お客さんから要望を引き出したり、開発チームメンバーとスケジュールや課題、不明点を共有することは頻繁にあります。
私は、システムエンジニアをしていますが、業務の半分以上がミーティングです。
システムエンジニアにとって、お客さんが本当に望んでいるシステムを開発するためにも、周囲と連携するコミュニケーションスキルは非常に重要といえます。
論理的思考スキル
システムエンジニアは、論理的思考スキルも必要です。
論理的思考スキルは、プログラムの設計やトラブル発生時に使います。
システム開発で作るプログラムは、効率的にコンピュータ処理をさせる必要があります。
どの順番で処理したらよいか、どの処理と組み合わせたらよいか
など、プログラム設計する段階で論理的に考えなければいけません。

また、システム開発にトラブルはつきものです。
サーバダウンしてシステムが動かなくなったり、お客さんから急に要望の変更があったりします。
そんなとき、発生したトラブルから原因を追究し、対処をして、再発防止するといった問題解決が必要です。
これも論理的思考スキルがある人材であれば、難しい話ではありません。
エンジニア市場の現状
近年、人工知能(AI)、IoTロボットなど最先端のIT技術サービスが増える一方で、その技術を扱える人材は年々不足しています。
経済産業省は、2020年には、日本で36万9000人のIT人材が不足。2030年までに、約55万人に達するだろうと予測しています。

そのような背景から、今よりもIT人材の需要が増え、プログラミングというスキルを持っていることにより、高収入、高待遇の会社求人を見つけることができます。
システムエンジニアを目指す前に抑えておきたいポイント
続いて、システムエンジニアを目指す前に抑えておきたいポイントを紹介します。
- プログラミング言語によって求人の数が違う
- プログラミングだけがシステムエンジニアに必要な能力ではない
- IT業界への興味を持ち続けなければいけない
- システムエンジニアとして働く覚悟が重要
順を追って丁寧に解説していきます。
プログラミング言語によって求人の数が違う
システムエンジニアを目指す前に抑えておきたいポイントの、まず1つ目は、プログラミング言語によって求人の数が違うということです。
こちらの統計は、TIOBE Softwareの公式サイトから引用したプログラミング言語の需要(検索ニーズ)ランキングです。

見てわかる通り、C言語やJavaは需要が高いです。
基本的に、需要が高いプログラミング言語の方が求人が多く、スキルを身につけた人材を多くの企業が欲しがります。
プログラミングだけがシステムエンジニアに必要な能力ではない
続いて、システムエンジニアを目指す前に抑えておきたいポイントの2つ目。
それは、プログラミングだけがシステムエンジニアに必要な能力ではないということです。
システムエンジニアになるためには、プログラミング言語のスキルさえ身につけておけばよい
と思われがちですが、そうではありません。
システムエンジニアは、コミュニケーション能力が非常に大事です。
お客さん(クライアント)が相手の仕事をチームで開発していくためには、以下のスキルが必要となってきます。
- クライアントが困っていることをヒアリングする
- 問題解決の方法を相手にわかりやすく提案する
- 開発の状況をチームメンバに伝える

IT業界への興味を持ち続けなければいけない
続いて、システムエンジニアを目指す前に抑えておきたいポイントの3つ目。
それは、IT業界への興味を持ち続けなければいけないということです。
IT業界は変化が多い業種です。
技術の発展や新しいサービスなど、常に進化し続けています。
スマートフォン、人工知能など10年前は想像していなかった技術や製品が、今は当たり前のように使われています。
そんな業界だからこそ、興味を持ち続け、新しい知識を習得しなければいけません。

システムエンジニアとして働く覚悟が重要
最後に、システムエンジニアを目指す前に抑えておきたいポイントの4つ目。
それは、システムエンジニアとして働く覚悟が重要ということです。
システムエンジニアは稼げますが、大変な仕事です。
現役のシステムエンジニアである私が言うのだから間違いありません。
特に大変だと感じるのは以下の3点です。
- 納期を守らなければいけない
- クライアントとのコミュニケーション
- 日々勉強
システム開発にトラブルはつきものなので、昨日までうまくいっていたスケジュールもトラブルで急に崩れることがあります。
そんなときは、納期を厳守するために残業や休日出勤でリカバリすることが多いです。

クライアントからは、困っていることをうまく聞き出し、問題解決するためのシステムを開発する必要があります。
コミュニケーションがうまくできず解釈を誤ってしまうと、クライアントにとって全く役に立たないシステムを作ってしまうことになります。
そして、上述したようにIT業界への興味を持ち続け、日々勉強する必要があります。
第一線で活躍するプロのシステムエンジニアを目指すには勉強は不可欠です。
文系出身者であるメリット
高校や大学でプログラミングを学んでいる理系出身者の方が多いシステムエンジニアですが、文系出身で活躍しているシステムエンジニアもいます。
ここでは、文系出身者であるからこそのメリットについて紹介します。
学習するプログラミング言語を自由に選べる
文系出身者は、学習するプログラミング言語を自由に選ぶことができます。
理系出身者は、自分の学習したいプログラミング言語を選ぶことができません。
学習する言語は大学のカリキュラムや教授の好みに左右されます。

自分がなりたい職種に合わせて、学習するプログラミング言語が選べることはとても大きなメリットといえます。
英語スキルが活かせる
文系出身者は、英語のスキルを活かすことができます。
IT業界は海外にビジネス展開している企業が非常に多いです。
そんなときに重宝されるのが高い英語スキル。

今後ますますグローバル化していくことが予想されるため、英語スキルがあることは採用試験でも大きなポイントとなります。
コミュニケーションスキルが活かせる
文系出身者は、円滑に業務を遂行するためにコミュニケーションスキルを活かすことができます。
上述していますが、システムエンジニアにとってコミュニケーションスキルは非常に重要です。

お客さんやチームメンバーと協力して仕事をしていくうえで、コミュニケーションスキルが高い人は周りからも信頼されます。
文系出身者であるデメリット
一方で、文系出身者であるからこそのデメリットもあります。
スキル習得するまでに学習時間がかかる
文系出身者である1番のデメリットは、スキル習得するまでに学習時間がかかることです。
例えばJavaの場合、プログラミング初心者が独学で学習し、簡単なWEBアプリケーションを開発できるようになるまでに1,000時間かかると言われています。
1日8時間勉強できたとしても半年かかる計算です。

分からないところを教えてくれる人が必要
文系出身者は、分からないところを教えてくれる人を自分で見つける必要があります。
プログラミングは難しいです。
Javaは、特に難易度が高いプログラミング言語です。
「オブジェクト指向」という初心者がブチ当たる高い壁があり、Javaの学習を挫折してしまった方を何人も知っています。
したがって、分からないことがあったときに教えてくれる人がいないと、前に進めません。
学習をスムーズに進めるためにも、学習を始める前に、教えてくれそうな人を探しておきましょう。

デメリットを解決してくれるのはプログラミングスクール
先ほど解説した、文系出身者であるデメリットですが、プログラミングスクールに入会すれば解決できます。
なぜなら、あなたのプログラミング学習を徹底的にサポートしてくれるからです。
プログラミングスクールで勉強するメリットとデメリットはコチラの記事で詳しく解説しています。
学習期間を大幅に短縮できる
プログラミングスクールでは、独学に比べて学習期間を大幅に短縮することができます。
なぜなら、Javaにおける学習のポイントを把握した講師が、要点を絞って必要なことだけを教えてくれるからです。
プログラミングスクールの中には、最短2ヵ月で、即戦力として活躍できるレベルまで学習をサポートしてくれるスクールがあります。
学習をサポートしてくれる
プログラミングスクールでは、分かるようになるまで徹底的に学習を支援してくれます。
プログラミングは難しいです。
学習していると、分からない部分が必ず出てきます。
独学で勉強していて、分からない部分が発生し、テキストを読んでなんとなく分かったような気になり、先に進めてしまい、さらに大きな沼にはまって挫折してしまう といったケースが非常に多くあります。
理系出身者は大学の教授や先生に教えてもらいながら学習をします。
不明点をすぐ誰かに質問できる環境があることはとても大事です。

分からないときにすぐ解決ができるので、分からないまま次に進めることがありません
文系出身者におすすめのプログラミングスクール4選
文系出身者におすすめのプログラミングスクールをレッスン形式、料金、就職・転職先、立地の観点で一覧にまとめました。
GEEKJOB | codecamp | テックアカデミー | FREEKS | |
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レッスン 形式 |
通学、オンライン | オンライン | オンライン | 通学、オンライン |
料金 | 無料~ | 148,000円~ | 149,000円~ | 月額 9,800円 |
就職・転職先 | 限定 | 自由 | 自由 | 自由 |
立地 | 東京 | – | – | 東京 |
詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ |
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と疑問に思う方は、下記の記事を読んでみてください。
無料プログラミングスクールの仕組みと注意点について丁寧に解説しています。
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GEEK JOBの特徴や無料体験・説明会の申込方法については、コチラの記事で詳しく解説しています。

転職率や講師のサポート体制を考慮するとGEEK JOBが特にオススメです
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※書きたくない、分からない項目は記載不要です

